まず一番に目を向けるべきこと

ネット上で取り上げられることが多い話題として、新入社員のマナーの問題についてというものがあります。先輩や上司に対する態度や言葉遣いや飲み会の席での気遣いなど、社会には昔からずっと続いてきている暗黙の了解や絶対的なルールというものが沢山あります。
最近の若者はなっていないと嘆かれたり自分自身の評価を落としてしまわないためにも、社会人として最低限守るべきルールの把握はやはりしっかりと把握して、頭と体に叩き込んでおきましょう。
尊敬語や謙譲語などを正しく使うことも、最低限守るべきマナーの一つといえます。上司や先輩と話す時、取引先の相手と挨拶を交わす時、会社を訪問したお客の案内など、言葉の使い方は時と場合によって臨機応変に変えていく必要があります。
外出時は「行って参ります」と一声かけたり、退社時には「お先に失礼致します」と一言断るなどという基本の挨拶は欠かさずに行い、退社する上司や先輩を見送る際には「お疲れ様です」という労りの言葉を掛けるなど、出勤・退社時の行動に気を配るようにするだけでも大分印象が変わります。
人との接し方、言葉遣い、勤務態度など、各企業によって重視されるポイントは変わってきますが、仕事の出来不出来やスキルよりもまず先に人の目が向く所は、その人の人間性です。
仕事がうまくいかない、人付き合いが難しい、という悩みを抱えている新社会人の方は、まずは社会人としての最低限のマナーがきちんとできているかどうか、改めて見直してみることが大切です。